Riot Platforms、ビットコイン資産を大幅に増加
暗号資産(仮想通貨)マイニング大手Riot Platformsは、12月10日から12日までの3日間で、約5,117BTCのビットコインを追加購入しました。今回の投資額は約5億1,000万ドル(約580億円)で、1BTCあたりの平均取得価格は約99,669ドル(約1,130万円)となりました。

Riot Platforms increases Bitcoin holdings by over 5,000 BTC By Investing.com
Riot Platforms increases Bitcoin holdings by over 5,000 BTC
総資産は16,728BTCに
今回の購入により、Riot Platformsの保有するビットコインは合計16,728BTCに達しました。これは、同社がビットコインに対する強気な見通しを持っていることを示唆しています。
資金調達の背景
今回のビットコイン購入資金は、2030年満期の転換社債発行による5億ドルの調達資金と、残りの現金準備金から賄われました。積極的な投資姿勢は、市場関係者から注目を集めています。
ビットコイン主導のインフラ構築を目指す
Riot Platformsは、今回の大規模なビットコイン購入を通じて、ビットコイン主導のインフラプラットフォームの構築を目指しています。これは、ビットコインの長期的な成長の可能性に対する同社の強い信念を反映しています。
アクティビスト投資家の動向にも注目
また、アクティビスト投資家であるStarboard ValueがRiot Platformsの株式を大量取得し、戦略変更を求めているとの報道を受け、同社の株価は木曜日に5%上昇しました。Starboard Valueは、Riot Platformsのビットコインマイニング事業の一部を、ハイパースケーラー(GoogleやAmazonなどの巨大IT企業)向けに転用することを提案しています。今後のRiot Platformsの動向に、より一層注目が集まります。