元ParadigmパートナーCasey Caruso氏、新VC「Topology」を設立
暗号資産（仮想通貨）投資ファンドとして知られるParadigm（パラダイム）の元パートナー、Casey Caruso氏が、新たにベンチャーキャピタル「Topology（トポロジー）」を設立しました。
Topologyは、フロンティアテクノロジーと呼ばれる、まだ広く知られていないが、将来性のある先端技術分野に特化したアーリーステージの投資ファンドです。
7,500万ドル（約88億円）の資金調達に成功
Caruso氏は、Topologyの設立にあたり、著名投資家から7,500万ドル（約88億円：1ドル=153.49円で換算）の資金調達に成功しました。出資者には、Andreessen Horowitz（アンドリーセン・ホロウィッツ）の幹部や、OpenAI（オープンエーアイ）の創業者、そしてあのParis Hilton（パリス・ヒルトン）氏などの名前が挙がっています。資金調達は2024年12月13日に発表され、Caruso氏のParadigm退社後の新たな挑戦として注目を集めています。
Topologyが投資対象とするフロンティアテクノロジーとは
フロンティアテクノロジーとは、人工知能（AI）、ブロックチェーン、バイオテクノロジー、量子コンピューティングなど、既存の技術や概念を覆す可能性を秘めた、革新的な技術分野を指します。Topologyは、これらの分野において、世界を変える可能性を秘めたスタートアップ企業を発掘し、資金提供を通じてその成長を支援することを目指しています。
Caruso氏のParadigmでの実績とTopologyへの期待
Caruso氏は、Paradigm在籍中に、Coinbase（コインベース）やUniswap（ユニスワップ）など、現在では業界を代表する企業への投資に携わってきました。Topologyにおいても、Caruso氏の豊富な経験と鋭い投資眼を生かし、未来を創造するスタートアップ企業を支援していくことが期待されます。
まとめ
Topologyの設立は、フロンティアテクノロジーへの関心の高まりを象徴する出来事と言えるでしょう。Caruso氏が率いるTopologyが、今後どのような企業を支援し、未来をどのように形作っていくのか、注目が集まります。
