リップル、ステーブルコインRLUSD発行へ
暗号資産企業リップルが、ついに独自のステーブルコイン「RLUSD」発行に向けて動き出しました。ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)から正式な承認を取得し、今後の展開に注目が集まっています。
NY州の承認取得で実現に近づく
リップルのブラッド・ガーリングハウスCEOは、自身のX(旧Twitter)でNYDFSからの承認取得を発表しました。具体的な発行日は未定ですが、承認取得は大きな前進と言えるでしょう。

Ripple Set To Launch Its Stablecoin (RLUSD); Will The Stablecoin Affect XRP's Price?
Ripple could launch its stablecoin (RLUSD) soon. The stablecoin is set to affect XRP's price, indirectly, hence the heig...
XRP価格への影響は?
RLUSDは、リップルの基軸通貨XRPとイーサリアム上で発行される予定です。クロスボーダー決済、DeFi、流動性管理などへの活用が期待されており、RLUSDの普及はXRPの需要増加に繋がり、価格上昇も期待されます。
巨大市場に挑むRLUSD
ステーブルコイン市場は、テザー(USDT)やサークル(USDC)などが発行するステーブルコインが主流を占めており、2024年には2,000億ドル(約30兆円)規模にまで成長しています。リップルはRLUSDでこの巨大市場に参入し、シェア獲得を目指します。
規制準拠も強みに
NYDFSの承認は、RLUSDが厳しい規制基準を満たし、ニューヨーク州の規制の枠組みの中で運営できることを意味します。これは、RLUSDが広く普及するための重要なステップとなるでしょう。