ビットコイン急落も買い時?強気相場の兆候を探る

ビットコイン急落も買い時?強気相場の兆候を探る マーケット分析
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ビットコイン価格が乱高下! 一体何が?

12月10日、ビットコイン市場は大きな値動きを見せました。一時9万8000ドル台から9万4300ドル台まで下落し、その後9万6800ドル台まで持ち直すなど、乱高下しました。

https://www.riotimesonline.com/bitcoin-volatility-price-drops-to-94300-amid-1-7-billion-in-liquidations/

1700億円以上のロス! 多くのトレーダーが損失

今回の急落により、58万4000人以上のトレーダーが影響を受け、17億ドル(約2550億円:1ドル150円換算)を超える損失が発生しました。特に、価格上昇を見込んでいた買いポジションのトレーダーへの影響が大きかったようです。

アルトコイン市場も大幅下落、買い時はいつ?

ビットコインの急落は、他の暗号資産(アルトコイン)市場にも波及しました。イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)、リップル(XRP)、ドージコイン(DOGE)といった主要なアルトコインも軒並み6%から12%の下落となり、17億6000万ドル(約2640億円:1ドル150円換算)を超える損失が発生しました。

急降下するアルトコインのグラフ

しかし、専門家の間では、今回の下落は長期的な上昇トレンドの範囲内での調整と捉えられており、むしろ買い場と見ている意見もあります。

専門家の見方は? 今後の市場はどうなる?

IncomeSharksやRekt Capitalといった著名アナリストは、今回の調整は市場にとって健全なものであり、長期的に見ると強気な展開に繋がると予想しています。

今回の下落により、新規参入者は市場から一掃され、長期保有者は持ち続ける一方で購入の機会を伺っていると分析されています。

また、ビットコインの市場支配率はわずかに上昇したものの、依然として重要な抵抗レベルを下回っており、アルトコインの季節はまだ終わっていないことを示唆しています。

個人投資家が恐怖に駆られて売却に走るのではなく、冷静に状況を見極めれば、市場は急速な回復を見せる可能性があると期待されています。

機関投資家の関心は依然として高い

短期的な価格変動はあるものの、機関投資家のビットコインに対する関心は依然として高く、12月9日にはビットコインのETF(上場投資信託)に約5億ドル(約750億円:1ドル150円換算)の新規投資があったと報告されています。

ビットコインETFに投資するビジネスマン

今回のビットコインとアルトコイン市場の下落は、多くの専門家によって買い時と捉えられています。投資家は価格が下がったタイミングを活かして市場に参入し、今後の価格上昇の恩恵を受けようとしています。

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