コインチェック、NASDAQ上場へ
日本の暗号資産取引所コインチェックが、2024年12月11日、米国NASDAQ市場に上場予定です。これは日本の暗号資産取引所として初の事例となり、日本から世界へ羽ばたく歴史的な一歩として注目されています。
SPAC合併による上場
今回のNASDAQ上場は、特別買収目的会社(SPAC)であるThunder Bridge Capital Partners IVとの合併を通じて実現します。これにより、コインチェックは親会社であるマネックスグループの連結子会社としての地位を維持しながら、公開市場へのアクセスが可能となります。合併後の企業は、2億3700万ドル(約360億円)の資金を持ち、Thunder BridgeのCEOであるGary A. Simanson氏が率いる予定で、マネックスは82%の株式を保有します。
SECの承認取得
コインチェックは11月7日にForm F-4登録届出書をSECに提出し、11月12日に発効、その後11月13日に承認を得ました。暗号資産に対する規制が厳しいことで知られるSECの承認は、日本の暗号資産業界にとっても明るいニュースと言えるでしょう。
日本市場への影響
今回のコインチェックの上場は、日本の暗号資産業界がグローバル市場、特に米国市場に進出する上で、大きな一歩となります。他の日本の、そしてアジアの暗号資産取引所も米国での上場を検討するきっかけとなり、国境を越えた投資と市場統合が進むことが期待されます。
今後の展望
コインチェックのNASDAQ上場は、日本の暗号資産業界にとって歴史的な出来事であり、今後の業界発展に大きく貢献するものと期待されます。世界市場へのアクセスが可能になることで、更なる成長とイノベーションが促進される可能性も高く、今後の動向に注目が集まります。

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