CoinbaseとChainlinkが連携!金融機関向けデジタル資産プラットフォームを強化

CoinbaseとChainlinkが連携!金融機関向けデジタル資産プラットフォームを強化 業界動向
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CoinbaseとChainlinkがタッグを組んで金融業界に革新を

仮想通貨取引所大手Coinbaseが提供する、金融機関向けデジタル資産プラットフォーム「Base」と「Project Diamond」に、ブロックチェーンのミドルウェアを提供するChainlinkの技術が統合されました。今回の統合により、BaseとProject Diamondは、よりスケーラブルで効率的かつ安全性の高いプラットフォームへと進化を遂げます。

CoinbaseとChainlinkが握手しているイメージ

Chainlink Automationによるスマートコントラクトの進化

2024年1月にBaseがChainlink Automationを統合したことで、プラットフォーム上のスマートコントラクト(ブロックチェーン上で自動的に契約を実行するプログラム)のスケーラビリティと効率性が大幅に向上しました。Chainlinkネットワーク上でリソースを大量に消費するタスクを実行できるようになり、ブロックチェーンの標準規格を維持しながらも、ガス料金(取引手数料)を最大90%削減することが可能になりました。これにより、スマートコントラクトのより高度な活用が可能になり、複数の分散型アプリケーション(dApps)を1つのスマートコントラクトに接続することが容易になります。

Coinbase uses Base to build digital asset platform for TradFi institutions
Coinbase's Project Diamond is a smart contract platform that allows institutions to trade and create new digital assets.

Project Diamond:機関投資家向けデジタル資産取引の未来

Base上に構築されたProject Diamondは、金融機関がデジタル資産の取引や新規作成を行うことができるスマートコントラクトプラットフォームです。Coinbase Asset Managementによって管理され、Baseやその他のCoinbaseの技術が活用されていますが、Chainlinkとの統合により、プラットフォーム全体の機能が強化されました。例えば、Project Diamond上でのデジタル債務証書の発行、分配、満期といったプロセスが成功裏に実行されたことは、効率的かつ透明性の高い取引の可能性を示しており、Chainlinkの技術によってさらに最適化が期待されます。

開発者にとってのメリット

BaseへのChainlinkの統合は、クロスチェーン相互運用性プロトコル(CCIP)やデータフィードといった既存のChainlinkプラットフォームとの連携を強化します。これらのプラットフォームは、開発者が高度でスケーラブルなアプリケーションを構築することを支援します。今回の連携により、次世代のWeb3体験の創出が促進され、検証可能なウェブの普及が加速すると期待されています。

開発者がコードを書いているイメージ

まとめ:デジタル資産の未来を創造するCoinbaseとChainlink

CoinbaseのBaseおよびProject DiamondとChainlinkの統合は、プラットフォームのスケーラビリティ、効率性、安全性を向上させ、金融機関によるデジタル資産のトークン化と管理をより魅力的なものにします。CoinbaseとChainlinkの協力は、デジタル資産の未来を形作り、金融業界に革新をもたらす可能性を秘めています。

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