CBSの報道内容に反論
暗号資産(仮想通貨)企業リップル社のCEOであるブラッド・ガーリングハウス氏は、米CBSの人気番組「60 Minutes」におけるXRPの報道内容に強く反論しました。
重要な判決に触れず
ガーリングハウス氏が問題視したのは、番組が2024年7月の重要な判決について触れなかったことです。この判決では、連邦判事が、デジタル資産取引所におけるプログラム販売の文脈において、XRPは証券ではないと判断しました。
SECの主張と規制議論
番組では、2020年12月から続く、米証券取引委員会(SEC)によるリップル社への証券法違反の申し立てを取り上げました。SECは、リップル社によるXRPの販売が未登録証券の販売に当たると主張しています。しかし、ガーリングハウス氏は、番組が最近の有利な判決に触れないことで、XRPの法的ステータスに関するニュアンスを歪曲していると反論しました。
XRP価格への影響
番組放送後、XRPの価格は今年最高値から16.2%近く下落しました。ガーリングハウス氏は、編集された番組内容が、XRPの法的ステータスや有用性について不完全かつ誤解を招く可能性のある narrative(物語)を提示したことで、価格下落の一因となった可能性を示唆しました。
明確な規制を求める声
ガーリングハウス氏は、暗号資産業界は規制撤廃を求めているのではなく、明確かつ適切な規制を求めていると強調しました。

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