ビットコイン10万ドル突破も不安定？ XRPは7年ぶりの高値更新

ビットコイン、10万ドルの壁を越えるも不安定な値動き

ビットコインは2024年12月、ついに10万ドルの壁を突破しました。しかし、その後フラッシュクラッシュに見舞われ、一時9万ドルを割り込むなど、不安定な値動きを見せています。

今後の値動きを占う上で重要なのは、2021年から2022年の下落幅に対するフィボナッチ・エクステンション127.2%の水準です。直近のフラッシュクラッシュ後も、このレベルが重要なレジスタンスとして機能するかが注目されます。

現在のサポートレベルは8万7000ドルと8万5000ドルです。もし8万7000ドルを割り込んだ場合、弱気な勢いが増し、7万8800ドルまで下落する可能性もあります。

一方、XRPは力強い上昇を見せています。主要なレジスタンスレベルを突破し、12月1日には2ドル台を回復。これは実に7年ぶりの高値更新となります。

XRPは現在、買われ過ぎの状況を示唆するRSIがピークに近づいており、調整や利益確定の売りが入る可能性が高いとみられています。今後の重要なレジスタンスレベルは1.96ドルと2.40ドル。もしこれらのレベルを突破すれば、過去最高値である3.92ドルを目指す展開も予想されます。