ビットコイン投資で驚異のリターン
医療機器メーカーのSemler Scientific社が、ビットコインへの積極的な投資で大きな成果を上げています。2024年12月5日、同社は新たに303ビットコインを約2930万ドル（約43億円）で取得したことを発表しました。1ビットコインあたりの平均取得価格は約9万6779ドル（約1420万円）でした。
総保有額は48億円超え
今回の取得により、Semler Scientific社のビットコイン総保有数は1873ビットコインに達しました。 これらのビットコインは、平均取得価格7万8553ドル（約1150万円）で、総額1億4710万ドル（約216億円）になります。
ビットコイン戦略の成功
Semler Scientific社は、2024年5月からビットコインを財務戦略に組み込んでいます。 これまでのところ、ビットコイン投資による収益は、四半期累計で54.7%、戦略開始以来では78.7%という驚異的な数字を記録しています。 ビットコインの価格は、現在約10万2411ドル（約1500万円）で推移しており、同社は1873ビットコインの保有により、約4468万6034ドル（約65億円）の利益を上げています。
ビットコインは「デジタルゴールド」
Semler Scientific社は、ビットコインを信頼できる価値の保存手段であり、魅力的な投資対象と捉えています。 同社は、ビットコインが希少性と供給量が限られているという点で、他の資産とは異なる独自の特性を持つことを強調しています。 また、世界的な不安定な情勢の中で、ビットコインは合理的なインフレヘッジ手段となると考えています。 さらに、ビットコインが「デジタルゴールド」としてますます受け入れられるようになるにつれて、大きなリターンが期待できるとの見解を示しています。
医療機器メーカーの挑戦
Semler Scientific社は、慢性疾患の評価と治療のための製品やサービスの開発、製造、マーケティングを主な事業としています。 同社の主力製品は、QuantaFlo血流検査装置です。 今回のビットコイン投資は、財務保有の多様化を進め、投資ポートフォリオの重要な部分をビットコインに充当するという、同社の幅広い戦略の一環です。
