RLUSDとは?
RLUSDは、リップル社が発行するステーブルコイン(価格が安定するように設計された仮想通貨)です。米ドルなどの法定通貨とペッグ(価格が連動)されており、価格変動リスクを抑えて利用できる点が特徴です。
2025年、RLUSDがXRP需要を押し上げる?
Axelarの共同創設者であるGeorgios Vlachos氏は、2025年にRLUSDがXRPの需要を大幅に押し上げると予測しています。RLUSDの取引や送金は、主にXRP Ledger(XRPL)とXRP-EVMサイドチェーン上で決済されるためです。その結果、取引手数料はXRPで支払われることになり、取引ごとにXRPがBurn(焼却)されるため、XRP保有者にも利益をもたらします。

RLUSDの普及でXRPはどう変わる?
RLUSDが広く利用されるようになると、XRPの取引量が増加し、価格上昇にもつながると期待されています。また、BurnメカニズムによってXRPの供給量が減少し、希少性が高まることも予想されます。
RLUSDの今後の展望は?
2025年1月現在、RLUSDは主要な仮想通貨取引所への上場準備を進めており、ステーブルコインの需要増加が見込まれています。すでにBullishなどの取引所では、主にUSDCやXRPとの取引ペアで活発に取引されています。
リップルの決済事業の成長も、RLUSDの普及を後押しする重要な要因です。昨年、同社の決済ソリューション事業は2倍の規模に成長しており、RLUSDはリップルの決済インフラの重要な部分を担うことが予想されます。この成長と、より広範な仮想通貨市場におけるステーブルコインの利用増加は、RLUSDの大幅な普及、ひいては2025年のXRP需要の増加を示唆しています。
XRPに追い風!ETF申請と価格高騰
XRPは、2024年11月に政治的およびエコシステムの発展を背景に歴史的な価格高騰を記録しました。また、いくつかの資産運用会社がXRP ETFの申請を提出しており、承認されればさらにリップルの市場における影響力は高まると予想されます。
これらの要因が重なり、2025年はRLUSDとXRPにとって大きな飛躍の年となる可能性があります。今後の動向に注目です。
